Arbitration 得点調整交渉
国際化学オリンピックの問題は,各国のメンターが採点をおこなうと同時に
主催国側も採点をしている。
メンターが採点を終えると,主催者側が採点したスコアシートが渡されるので。
自己採点と主催者側採点を比較検討する。
大きく食い違いがあるポイントなどを翌日のArbitrationの際に交渉して
メンターの主張が認められ,出題者が納得したときには,得点がアップする。
広い会場に各問題の出題者がブースを設け待機している。今回は問題が
実験問題2題,筆記問題8題で計10なので,
合計10組が控えている。
各国メンターは,交渉すべき問題のブースを回り,個々に交渉をおこなっていく。
メンターが質問を提示すると,出題者は問題のある答案を取り出し
採点の根拠を説明してくれる。