閉会式

 閉会式は,7月13日(土)の午後4時からフロニンゲン市街地から南部郊外にある市の施設,マルティニプラザ内の Martini Theater で開催された。オランダの人気グループ,Olga Meyer and Frank Boeijen バンドによるポップスの演奏にはじまり,さらに,フロニンゲン駅集合から,大会の風景を撮影したビデオジャーナルが披露された。
 続いて,W. Davids 会長による閉会スピーチ,Scientific Committee 議長の B. Zwandenburg 教授による,国際化学オリンピックの試験結果の講評がおこなわれた。
 次に,メダル受賞者の発表とともにステージ上でメダルの授与が始まる。銅メダル(67名),銀メダル(50名),金メダル(24名)が順番に発表され,残るは金メダルトップ3の発表と続く。

第3位は,S. Kumar (インド),彼は実験問題の最高得点をマークした。第2位は,H. Lu (中国)。最後に第1位を発表, Y. Zhu (中国)が最高得点に輝いた。また,特別表彰として,理論問題最高得点者には, I. Sedov (ロシア)が輝いた。男性最高得点は第一位の Y. Zhu (中国),女性最高得点者は台湾の, C.-y. Lin (13位)であった。

  成績詳細

 次に,Jan Apotheker 組織委員長による閉会の宣言がおこなわれ,最後に Wout Davids 会長から,国際化学オリンピックの旗が,次回の組織委員長となるギリシア・アテネ大学の Andreas Tsatsas 教授へと手渡され,第34回国際化学オリンピックが閉幕した。そして閉会のディナー,パーティーへと続く。


マルティニプラザ,開会式のクラシックな雰囲気とは一転して最新設備を有する現代建築のホールで閉会式はおこなわれた。

正面玄関を入ると,最新鋭の電光掲示板により閉会式会場のマルティニシアターへと誘導される。

Olga Meyer and Frank Boeijen バンドの演奏を聞きながら閉会式の始まりを待つ。(左,左2) Wout Davids 会長の閉会のスピーチ(右2)。成績講評がステージ上のスクリーンに映し出される。

メダル受賞者がプレゼンターの発表とともに,スクリーンに映し出される。(左,左2)
ステージ上でメダルを授与されて記念撮影するトップ3(右2)。プレゼンターの A. Jorritsma-Lebbink オランダ経済大臣とともに(右)。

最後に,IChO 旗が Wout Davids 会長から,次回 IChO35 組織委員長の Andreas Tsatsas アテネ大学教授へと手渡される。

 閉会式会場からシアター外のホールへ場所を移し,Aperitif,ディナーの始まりを待ちながら,各国生徒,メンターが歓談する。どの国も,生徒とメンターが顔を合わせるのはほぼ一週間ぶりである。一方,各国の生徒たちは,試験や各種イベントを通じての共同生活のため,国籍を超えて仲良くなっているのが印象的である。

閉会式も終わり,各国食前酒を飲みながら歓談。生徒とメンターも久しぶりの再会で積もる話も多い。
獲得した銀メダルを披露してくれた生徒。
台湾チームを囲んで記念撮影をする野田先生。台湾は金2,銀2を獲得,最高位は7位。女性最高得点者も台湾から出した。ただし,ヘッドメンターの Lee 先生はこの成績では不満な模様(さすが強豪)。
タイチームを引率先生と記念撮影(森)。第31回のタイ大会では組織委員長を務めた。タイ化学会の会長も歴任した重鎮である。ご専門は生化学,京都大学への留学経験もある。今オリンピックではタイは金3個,銀1個と大健闘。

 同マルティニプラザ施設内の,体育館のように大きなホールにテーブルを敷き詰めたディナー会場の準備ができ,最後のディナーが始まる。 日本は,オブザーバー参加国を集めたテーブルに着席する。 テーブルには,ペルー,ユーゴスラビア,ポルトガル,タジキスタン各オブザーバー参加国が同席する。タジキスタンのメンター(写真右)は,持参した強力なウォッカのビンを片手に各テーブルを回り,各国に振舞っている。

 ディナーでは,プロの芸人?によるエンターテインメント,特急列車やジェット機の通り過ぎる音の形態模写など,言語の境なく楽しめるようなネタが工夫されているのか... 続いては,派手なパフォーマンスの劇が披露される。
         

 ディナーのあとはパーティが深夜まで続く。各人,数枚のコインが渡されて好みのドリンクを注文する。バーやテーブルで語るものもあり,ディスコホールへと模様替えした会議ホールで楽しく踊る生徒たちも多い。既に,各国皆友だち状態である。


  やはり高校生たちは最後はディスコパーティー?

  夜も更けてきて,バスで会場をあとにする。

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